こんにちは！トレーニングサロンLeiの中川です。
パーソナルトレーナーとして「女性」のお客様と接することの多い僕はよく「生理」についてお話させていただきます。ここでは「ダイエット」をしている人で「トレーニング(運動)」「食事」にてダイエットを実践している人を対象に僕の意見を伝えていこうと考えています。
生理とは？
一般的に生理とは、「生理的出血」と言い、子宮から卵子と子宮内膜を排出する事を指します。女性の多くが悩まされる「生理痛」とは生理的出血の際に、ホルモンのバランスが崩れることにより痛みが伴うことです。生理痛にてお腹が痛くなる、その理由の１つに「子宮の収縮」があります。生理が来ると、「プロスタグランジン」というホルモンが分泌され、その量が多いと必要以上に収縮が起きるので痛みが伴う事があります。また、冷えやストレスによりホルモンのバランスが崩れ、血行不良になると、骨盤内の血流が悪くなり、子宮や卵巣が正確に働かなくなり生理痛が酷くなることもあります。生理痛は腹痛以外にも、女性ホルモンの「エストロゲン」が生理中に急激に減ることにより、心のバランスを整える脳内伝達物質の「セロトニン」が減少するので、頭痛やイライラを引き起こされる事もあります。人によって「生理」の症状は様々ですので「悩まされる人」「悩まされない人」がいます。
パーソナルトレーニングを受けている期間の「生理」
パーソナルトレーニングを契約すると、少なくても２ヶ月〜が多いです。この場合、単純に考えて「生理」は２回くることになります。そしてパーソナルトレーニングでは大体が週１回〜２回を受けている方が多いはずです。この状況ですと、必ず「生理日」のどこかで「トレーニング日」が重なります。
この時に考えるとこは、「自分は生理をそんなに気にせず動くことができるのか」です。パーソナルトレーナーからすればトレーニングは「最大のパフォーマンス」が出せる状態でやりたいです。できなければ他にストレッチなどやることはたくさんありますが、「最大限のダイエット効果」をだすための「パーソナルトレーニング」と考えた場合は、「あまり動けない」と感じるのであれば家でストレッチや休むことを優先する方がベストと考えます。このような時に自分自身で「食事の見直し」や「今までのトレーニングの振り返り」などの時間を当てることも大切かと思います。動いても「生理」が気にならないという方やイライラしていて少しでも動いてスッキリしたいという考えの方はパーソナルトレーニングを日程通りに行うことを僕はお伝えしています。これは１人でトレーニングジムへ通っている方も同じことが言えます。
食事制限中に「生理」がきた時には？
「生理期間」や「生理前」の女性によく感じることは、「食欲が出る」「イライラする」「腹痛」「頭痛」など様々です。このような時に「食事制限」はいかがでしょうとよく聞かれます。「食欲が出る」という方には「何か入れたい」や「甘いものが欲しい」ということを比較的多く聞くように感じます。僕はこのような場合、「カカオ70%」以上のチョコレートをお勧めすることがよくなりますが、現在チョコレートでカカオ９０％以上も普通に手に入れることが可能になっている中でも７０％くらいのチョコレートをお勧めしています。理由はカカオが高いほどポリフェノールなどのメリットある成分が摂取できますが、何と言っても「食べにくい」からです。「甘いものが欲しい」などの時に９０％以上のチョコレートはパサパサ感があり満足しにくいことが多いです。
食事制限をしている人がどんな食事制限を選択しているかはここではわかりませんが、僕は「生理」の時に食事制限を解除することはしません。ただ注意して欲しいことは「脂質」です。ホルモン生成の源となる「脂質」の摂取はかなり見直します。これはいつも伝えることなのですが「脂質」がしっかり摂取できているか判断してください。
食事はそのままで間食などで調整できることが最もいいと考えています。どうしても「炭水化物」を食べないと「ストレス」が溜まるという方には、僕の独断と偏見でGI値の低い小麦以外の食材でしたらOKにすることもあります。
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